用語解説

さ行

サクションクリーン(さくしょんくりーん)

フィルターの網の1次側(内側)にあるノズルでフィルターに付着したゴミ等を外部に吸い出しフィルターをクリーニングする方法です。ノズルは手動または自動で回転と上下動を行いフィルターのゴミを吸い取ります。

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フィルター

サドル(PE継手)さどる(PEつぎて)

パイプに孔を開けて穴を囲うようにパイプを押さえてシールし、分岐を設ける継手です。パイプに被せた形状が馬の鞍(サドル)に似ているところからこの呼び名がつきました。

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樹脂継手・ポリパイ関連製品

散水直径(さんすいちょっけい)

1個の散水器が水を飛散させる範囲を表します。散水半径の2倍の値です。

散水半径(さんすいはんけい)

散水直径の半分の値です。パートサークルの散水器の散水範囲になります。また複数の散水器で散水する場合の取付ピッチを決定するのに用います。なお、取付ピッチは半径~×1.4倍の範囲が一般的です。

サンドフィルター(さんどふぃるたー)

砂の積層に水を通して水をろ過するフィルターです。砂の隙間にゴミを保持するので、砂粒の大きさが除去できるゴミの大きさに関係します。フィルターの掃除は水を逆流させることにより砂を展開させ、砂とゴミを分離させて流し出して行ないます。これを逆洗といいます。ゴミを砂の内部まで入れないように早めに逆洗することが大切です。
サンドフィルター

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サンドフィルター

散布効率(さんぷこうりつ)

散布した水がむらなく行き渡っているかどうかを表する数値です。(小さい側の第1四分位数以下の散水深の平均値)÷(散水深全体の平均値)で計算します。均等係数がよければ散布効率はよくなります。

仕切弁(しきりべん)

弁体が流路を垂直に仕切って開閉を行うバルブです。一般に遮断用に利用され、流量の調整用には適しません。減圧弁、フィルターなどの機器のメンテナンス用に設置します。

シュラバリーヘッド(しゅらばりーへっど)

立ち上がり管の上部に取り付ける散水ノズルのことです。当社では取り付け口径20mmで散水範囲が90度と180度のものがあります。

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マイクロかんがい

消雪スプリンクラー(しょうせつすぷりんくらー)

雪を溶かすために開発されたスプリンクラーです。特徴は、低圧・多水量で水滴が大きいことと、本体が凍結に強い構造であることです。配管も含めてシステムで設計することが大事です。
消雪スプリンクラー

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スプリンクラー

常用水圧(じょうようすいあつ)

バルプ類の耐水圧強度を表示する場合に、水撃圧を考慮した上で静水圧を用いて使用圧力を示した値です。

シングルジェットタービン式量水器(しんぐるじぇっとたーびんしきりょうすいき)

管路内を流れる液体の体積を積算指示する計量器を量水器といいます。量水器の中で、羽根車に水流を当て水量と羽根車回転数が比例するようにして体積流量を計測する量水器を羽根車形量水器といいます。羽根車型量水器の中で、水流に対して垂直な回転軸を持ち水平方向に回転する羽根車に単一のジェット水流を当てて羽根車を回し水量を計測する方式をシングルジェットタービン式といいます。水車のように羽根の一部に水流を当てて回します。小型化できるので小口径の管路で計測するのに適します。
シングルジェットタービン式量水器

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量水器

伸縮ライザー(しんしゅくらいざー)

スプリンクラーの高さを調整することが出来るように伸び縮みが可能な支持管(ライザー)のことです。スプリンクラーのメンテナンスや、強風の時に下げることができるのが利点です。パイプに孔を開けて穴を囲うようにパイプを押さえてシールし、分岐を設ける継手です。

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スプリンクラー

水頭圧(すいとうあつ)

水圧をメートルで表記した値。水深10mの場合、水頭圧は10mAq(またはmH2O)で、約0.1MPaになります。

水圧リレー方式(すいあつりれーほうしき)

当社製メタリングバルブで、1台のメタリングバルブが所定の水量を散水し終わるとそれを閉じて、次のメタリングバルを開いて散水を開始するように、水圧を切り替えて順次散水していく方式のことです。利点は本管の時間当たりの水量が少なくてすむことと、複数の圃場をブロックにして水量の管理ができることです。

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自動メタリングバルブ

水位調整弁(すいいちょうせいべん)

水槽の水位(水量)を管理する弁です。減圧水槽など小さな水槽の水位を一定の保つ一点水位、大型の水槽と供給ポンプの作動を考慮した二点(高低)水位の2つのタイプがあります。詳しくは、一点水位調整弁または二点水位調整弁をご覧ください。

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制御弁

水撃作用(すいげきさよう)

ウォーターハンマーを参照ください。

スイベル(すいべる)

継手により戻し機構を備えたものをスイベルジョイントといいます。

スキーベース(すきーべーす)

ホースをまたぐように2本のスキーのような板が付いた、スプリンクラーを立てるための台です。直列にホースをつなぐことができます。取付け口径は25mmです。
スキーベース

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スプリンクラー

スティフナー(すてぃふなー)

弁室や水槽等のコンクリート構造物に配管を取付ける場合に管を支える突起状の部材のことです。

スパイク(すぱいく)

配管や散水機器を地面などに固定するための杭のことです。ドリップの場合は抑え金具ともいいます。

スプレー式ポップアップスプリンクラー(すぷれーしきぽっぷあっぷすぷりんくらー)

上下するライザーにスプレーノズルが付いたスプリンクラーです。通常はライザーが下がるとスプリンクラーが隠れます。
園芸など狭い所に使用します。ノズルから出た水圧が低いので花などを傷めないのが特長です。

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ポップアップスプリンクラー

スプレーノズル(すぷれーのずる)

回転機構を持たず、面状に散水するノズルです。

制水弁(せいすいべん)

開閉と水量調整に使用するバルブのことです。バタフライ弁などが使用されます。

施肥(せひ)

固形、液体などの肥料を農作物に与えることです。

セル式貯水槽(せるしきちょすいそう)

枠だけの籠を接続して容積を確保し、それをシートで囲い埋設することによる簡易水槽のことです。雨水貯水槽などの雑用水の貯水に利用されます。

ソーラー式コントローラー(そーらーしきこんとろーらー)

駆動電源に太陽光発電により発電した電力を使用しているコントローラーです。当社ではソーラー式散水制御盤や、雨水利用ソーラー散水システム等があります。
ソーラー式コントローラー

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制御装置

ソレノイド(それのいど)

金属の筒の外側に電線を巻いて電磁石とし、中に可動鉄心(プランジャー)を入れた機器部品です。電気を流すことでプランジャーが出入動作をします。このプランジャーの動きを利用して、コントロール水路を切り替えて大きなバルブを動かすことができます。(緩動弁の項を参照してください)。

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制御装置

増設カートリッジ(ぞうせつかーとりっじ)

ウォーターマスターやウォーターマスタースマートで制御する電磁弁の数を増やす場合に取り付ける追加のユニットです。ウォーターマスターはカートリッジを4個つけることが出来るので、最大16台の電磁弁を制御できます。

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制御装置