用語解説
た行
ターフジョイント(たーふじょいんと)
ポップアップスプリンクラーの下部に使用します。芝の面が生長と共に上昇するのに合せてポップアップスプリンクラーを上昇させるための継手です。
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ターボハンマー式スプリンクラー(たーぼはんまーしきすぷりんくらー)
ハンマードライブ式スプリンクラーの1種で、水流を円盤に当てて回し円盤に偏心してついているハンマーが遠心力により飛び出し本体を叩くことで回転するスプリンクラーです。樹脂製スプリンクラーの500シリーズ(501)がこの方式のスプリンクラーです。
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調整池(ちょうせいいけ)
雨の時に水をため必要な時は放水して、取水量、通水量、用水量の不均衡を調節する目的の貯水池のことです。
継手(つぎて)
電線・ホース・管などを接続する部材です。色々な型式・形状があります。
定圧作動弁(ていあつさどうべん)
1次圧を制御して、2次圧を一定に保つ制御弁(減圧弁)です。2次圧を一定に保つことにより、時間当たりの水量を均一化し、また機器の損傷を防ぎます。
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電食(でんしょく)
迷走電流が存在する場合、その一部が金属管路に流入して管体が局部的に腐食してしまうこと。また迷走電流がなくても、異種金属同士が接触することにより局部電池を構成した結果、腐食が起きる現象もいう(電気化学的腐食)。
ディスク(フィルター)(でぃすくふぃるたー)
フィルターのエレメントがドーナツ板状になっていて側面に溝が切ってある板を積み重ねた構造のフィルターです。板を押さえるシャフトを緩めて隙間を大きくして、クリーニングできます。
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電磁弁(でんじべん)
電動弁(でんどうべん)
モーターで弁(ボール弁、バタフライ弁等)を開閉するバルブのことです。電気のON/OFFによるもの、±を入れ替えるもの、3線でON/OFFとなるものなどがあります。全開、全閉状態になるとスイッチによりモーターへの電気の供給はストップします。
土壌水分センサー(どじょうすいぶんせんさー)
土中の水分を測るセンサーです。電気抵抗で水分を測るセンサーと圧力(Pf値)を測るセンサーがあります。
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ドライブノズル(どらいぶのずる)
スプリンクラー(特にインパクトドライブ型)でハンマーを動かして、スプリンクラーを回転させる水流を発生するノズルをいいます。小型スプリンクラーではメインノズルがドライブノズルとなりますが、大型スプリンクラーでは遠距離用ノズルよりもドライブノズルを小さくすることがあります。
ドリッパー(どりっぱー)
ドリップかんがいで、水がチューブ内から外部に滴下するようにした構造体(または構造部分)をドリッパーといいます。ラビリンス(迷路)式、あるいはゴムなどで通路をおさえる形式のドリッパーがあります。
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ドリップかんがい(どりっぷかんがい)
ドリップチューブあるいはそのような機構をもつものを使用してかんがいを行なう方式をいいます。利点は
①根元かん水なので、圃場(ハウス)の湿度が上がらない。
②全面にかん水するのと違い、圃場に乾湿の差ができるので、水は1方向に横向きに流れ、土中に空気(酸素)を導く。
③かん水量が50%程度に削減できる。
④作物の根は水分のあるところに集中するので、肥料効率が良い。
などです。点滴かんがいともいいます。
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ドリップチューブ(どりっぷちゅーぶ)
チューブにドリッパーを貼り付け、あるいは挿入して一体化したチューブのこと。用途に応じて標準型/定流量型や滴下量・ドリップ間隔などを選び、圃場の大きさによってチューブ間隔を決めることが大切です。水質が悪いところではかん水量の少ないドリッパーは目詰まりしやすくなるのでフィルターを付けるなどの対策が必要です。点滴チューブともいいます。
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ドリップチューブ定流量型(どりっぷちゅーぶていりゅうりょうがた)
水圧0.10~0.35MPaの間において、一定の水量になるようにドリッパーに弁が組込んであるドリップチューブです。チューブを長くしても均等に水が出るのが特徴で、圃場の高低差の影響を受けにくく、敷設長から全体水量が算出できます。
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ドリップチューブ標準型(どりっぷちゅーぶひょうじゅんがた)
定流量機能を持たないドリップチューブです。基準水量は圧力0.1MPaの時の水量で、水圧が高くなれば水量が増えます。水量の均等性を考慮すると、推奨最大長は同一性能の定流量型ドリップチューブの半分程度になります。あまり長い敷設では流量差が出るので注意が必要です。
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ドリップ滴下量(どりっぷてきかりょう)
制御盤や、雨水利用ソーラー散水システム等があります。ドリップチューブから滴下される水量(L/H)で、標準タイプは2.0L/Hです。水1滴はおよそ0.2ccなので、2L/Hは1秒間に2.7回の滴下回数に相当します。つまり、連続的に水滴が落ちる状態が標準的な状態となります。
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